まず、原発性リンパ腫の患者の足をレントゲン撮影します。
このときの、リンパ管やリンパ節の発育形成状態により分類をしていきます。
病理的な分類方法として、低形成性、無形成性、過形成性、の3つがあります。
一般的に最も多いのは、低形成性です。
低形成性に分類をされる患者さんのリンパ管は、少数で、リンパ節も小さいことがほとんどです。
また、低形成性のリンパ管は曲がりくねっているものが多く、このため、リンパ管から組織液などが皮膚組織へ逆流してしまう症状がみられます。
次に無形成性に分類される原発性リンパ浮腫の場合を見てみます。
レントゲン撮影でリンパの状態をみてみると、リンパ幹がありません。
逆に過形成性に分類されている原発性リンパ浮腫には、太いリンパ幹が出来ています。
ですが、このリンパ幹は、機能を果たしていません。発育不全のリンパ管が片側の腕と足にみられます。
原発性リンパ浮腫の分類は原因がいまだに不明なため、いつこのような症状がでるかわかりません。
症状の始まり方として、原発性上肢のリンパ浮腫の場合は、上肢である手の甲の部分や、脇のまわり、ひじの周りなどからむくみ始めたと感じるといわれています。
ですが、このような初期症状は、非常に軽く、自覚できる症状がないまま、皮膚にも特別変わった違和感もでてこないため、気づかないうちに症状がしだいに進行していくといわれています。
こういったことから、日頃から自分の体を全身こまめにチェックし、むくみはないか、普段と変わったところはないかなどを調べていくことが大切です。
