リンパ浮腫による痛み
リンパ浮腫で、痛みがあるかどうかは、リンパ浮腫の原因や、既往歴、病歴などによってかなりの個人差があります。
痛みが出ない場合もあり、痛みがでる場合もあります。
この痛みの頻度ですが、あるデータの報告によれば9〜63パーセントといわれており、このデータからもわかるように、痛みの症状には、かなりの個人差があるということがわかります。
軽度のものから、重度の痛みまでさまざまです。
リンパ浮腫の中でも乳房切除後に起こるリンパ浮腫で痛みが起こる患者が特に多く、痛みの表現も、張るような痛みから、ずきずきとする痛み、熱感、熱いような痛みなど、痛みの表現もさまざまです。
これは、乳がんにより乳房を切除していることから、切除後の患部がリンパ浮腫を起こし痛みを発しているわけです。
また、リンパ浮腫の痛み方の特徴をあげてみると、張った感じで痛い、気温が高いと痛みが激しくなる、患部を動かしたりすると痛みが悪化するようです。
さらに、リンパ浮腫の痛みの特徴で、鋭い痛みがあります。
これは神経を刺激されているような痛みです。
痛みの中でも、特にひどいのが、短期間で症状が悪化した場合や、急激なむくみによる痛みの増強などがあげられます。
これは、リンパ浮腫によって、細胞と細胞のすきまに流れ込むリンパ液の液体量が急激に増加しているからです。
皮膚や、皮下組織が侵入してきた液体により引き伸ばされることによって起こる痛みです。
ジリジリ、チリチリと痛みがはしります。
